
春よ、来い!
バンクーバーでのオリンピックも終わって、なんだか淋しいなあと思っていたら、
急に春めいた陽気になってきた。 沖縄では春一番も吹いたということだし、
このまま春になるのかな
て期待したけど、甘かった。
まだまだ寒い日が続くそう。ガクッ
ああ、春よ、来い。早く来い!
もう古い話になっちゃったかもしれないけど、
オリンピックでは何といっても女子フィギュアがいちばん盛り上がった。
同じ14歳でデビューし、誕生日もちょっとしか違わないという
浅田真央とキムヨナの因縁の対決は、やはり興味しんしん。
私もテレビの前にかじりつき、リアルタイムのを見、ニュースのを見、
再放送を見、特別番組まで見てしまった。
そこまで見ると、さすがにいろいろ考えさせられる。
最初はただもう浅田真央が二位だったのが残念でたまらなかったのだけど、
特番などで二人が14歳の時からの映像など見ると、
当時は圧倒的に浅田真央がスーパースターで、キムヨナは自分でも
「真央は特別な選手。わたしは普通のフィギュアスケーター」
と答えていた。その二人が四年後、初めてのオリンピックで対決し、
キムヨナのほうが圧倒的な高得点で金メダルを取るなんて、誰が予想しただろう?
この四年間の二人のことを物語にしたら面白いだろうなあ
などと考えながら、次のオリンピックはどうなるんだろう、とふと思った。
キムヨナはプロに転向するのでは、と言われている。
今や韓国のスーパースターとなった彼女が、もう一度金メダルを取りに行く道のりは、
今まで以上に険しいものだということは、誰の目にも明らかだ。
反対に今度は浅田真央のほうが挑戦者となり、
立場は完全に逆転しているから、まっすぐに突き進むだけ。
もちろん険しい道のりに変わりはないけれど・・・。
人の運命って、ほんとうに分からないなあって思う。
ある時の勝者がずっと勝者であり続けることは難しいし、敗者だって同じこと。
要するに、結果はその時だけのものだってことなのかな?
今はまさに受験シーズン。コメント欄にも合否の報告がちょくちょく載っている。
受かったという知らせには、思わず拍手をしてしまうし、
ダメだったという知らせには、がんばれって言いたくなる。
でも、それだって、今だけの結果でしかない。
どっちの結果だったとしても、結局はこれからのほうがずっと大事。
特に、最近来たコメントで、「人間は生きて死ぬだけ。それなら意味ない」といった
内容があったのが、すごーく気になっている。
もちろん物理的にはそうかもしれないけれど、生きている中で、どれほどの人と出会い、
どれほど感動し、どれほど失敗し、どれほど泣き笑いしながら、自分が何を果たしていくか・・・。
辛いことや悲しいことだってある。
そんなときは、無理しないで、誰かに話そう。
そう、だから、コメント欄に書いたんだよね。
それに対しての、みんなの励ましのものすごいったらなくって、
それがもうとってもあったかくって、心底ジーンとしちゃった。
私が思うのは、たった一度の人生だから、
思ったとおりに、願ったとおりに生きようよってこと。
それを邪魔するものには、断固として戦おう。
攻めるだけじゃなく、受けるだけじゃなく、ときにはさっさと逃げちゃってもいい。
がんばるってステキなことだけど、いつもいつもステキでい続けることはむずかしい。
私なんて、いつだって弱音ばっかり吐いてる。
でも、だけど、たとえばオリンピックに感動したり、
春めいた風にうれしくなったりするだけでも、生まれてきた意味を感じてるよ~(V^−°)!

倉橋燿子

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